《神奈川県の求人考察》人気の大病院で働くなら今がチャンス

ざっくり説明すると

県内の求人倍率は2.7で関東の中では人手不足な状態

潜在看護師の就業を積極的に支援をする市も

横浜・川崎を中心に人気の病院がたくさん

今なら県内の大病院の求人情報が豊富にある

現在、看護師の有効求人倍率は全国平均で2.7と高い水準になっています。

関東では東京が1.63と全国的に比較すると低い水準にある一方で埼玉県や神奈川県は2.7と高い水準にあります。つまり、東京はそこまで人手不足ではないのに対し、埼玉県や神奈川県は看護師の人手不足な状態にあると言えます。

有効求人倍率が高いということは、それだけ売り手市場、つまり求職者側にとって有利な条件で就職出来るということです。中でも神奈川県には人気病院が多数あり、今が人気病院に転職するチャンスと言えるでしょう。それでは神奈川の看護師の就職事情について少しだけ詳しく解説していきます。

神奈川はかつて人口10万人当たりの看護職員数が全国ワースト1と不名誉な記録を持っていました。そうした背景もあり、看護師の数が圧倒的に足りていなかったそうです。そこで、神奈川では県を挙げて看護師の育成に乗り出します。看護師養成機関を積極的に新設した結果、県内の就業看護師の数は2010年から2012年までの2年間で約5,000人も増え全国トップの増加数となりました。2012年には准看護師養成を停止し看護師を養成する方針に切り替えています。

また、相模原市では病院協会が率先して結婚や出産などを機に退職した潜在看護師を復職させようと積極的に支援をしています。看護部長クラスのベテラン看護師がコンシェルジュとして再就職の相談に乗ったり、看護技術の勘を取り戻すための研修会を開催したりもしています。こうした背景もあり、神奈川では家庭と仕事を両立させたい看護師にとっても働きやすい環境となっています。

そして、神奈川の看護師求人の魅力としてはやはり横浜・川崎を中心として人気の大病院が多数あることです。以下は神奈川の人気の大病院です。

横浜市の大病院

《港北区》　　　横浜労災病院 / 大倉山記念病院 / 菊名記念病院
《港南区》　　　済生会横浜市南部病院
《鶴見区》　　　済生会横浜市東部病院 / 汐田総合病院 / 平和病院
《南区》　　　　横浜市大市民総合医療センター / 神奈川県立こども医療センター
《戸塚区》　　　横浜医療センター / 戸塚共立第1病院 / 新戸塚病院 / 東戸塚記念病院
《保土ケ谷区》　横浜市立市民病院 / 聖隷横浜病院 / 横浜保土ケ谷中央病院
《都筑区》　　　昭和大学横浜市北部病院 / 山本記念病院 / つづき病院
《旭区》　　　　横浜旭中央総合病院 / 横浜市西部病院 / 神奈川県立がんセンター
《中区》　　　　横浜市立みなと赤十字病院 / 横浜掖済会病院
《西区》　　　　けいゆう病院
《金沢区》　　　横浜市立大学附属病院 / 神奈川県立循環器呼吸器病センター / 横浜南共済病院 / 済生会若草病院
《青葉区》　　　昭和大学藤が丘病院 / 横浜総合病院 / 横浜新都市脳神経外科病院 / 江田記念病院

川崎市の大病院

《宮前区》　　　聖マリアンナ医大病院
《幸区》　　　　川崎幸病院
《中原区》　　　関東労災病院 / 日本医大 武蔵小杉病院 / 京浜総合病院
《高津区》　　　帝京大学溝口病院 / 総合高津中央病院 / ハートフル川崎病院 / 虎の門病院分院
《川崎区》　　　川崎市立川崎病院 / 川崎協同病院 / 日本鋼管病院 / 太田総合病院 / 川崎南部病院

相模原市の大病院

《南区》　　　　北里大学病院 / 相模原病院
《緑区》　　　　相模原協同病院 / 相模原赤十字病院
《中央区》　　　相模野病院 / 相模原中央病院

その他

《鎌倉市》　　　湘南鎌倉総合病院 / 湘南記念病院
《伊勢原市》　　東海大学病院 / 伊勢原日向病院 / 伊勢原協同病院
《横須賀市》　　横須賀市立市民病院 / 横須賀共済病院 / 横須賀市立うわまち病院 / 衣笠病院

このように、神奈川には人気の大病院がたくさんありますが、有効求人倍率が示しているように神奈川のこれらの大病院は東京の病院と比べると比較的に入りやすいと言えるでしょう。東京住まいの看護師の方で大病院に転職したいという方や上京して大病院に就職したいという看護師の方にとっては狙い目の病院と言えるのではないでしょうか。

もし、神奈川の病院への転職や就職をお考えであれば、業界最大級の病院求人を持ち、神奈川県内の大病院の非公開求人を多く持つ転職サイト「 マイナビ看護師 」にご登録頂くことをオススメします。

神奈川では看護師の育成が進んでおり、この人手不足な状態は時期に解消されるでしょう…。売り手市場の今こそ大病院に転職するチャンスです。