ざっくり説明すると
県内の求人倍率は2.7で売り手市場の状態
2020年には順天堂大学医学部付属病院が誕生予定
県内各地には市立病院を始めとして人気の総合病院が多数
今が売り手市場を利用して総合病院に就職するチャンス
埼玉県における看護師の有効求人倍率は2.7と売り手市場になっています。
看護師全体の有効求人倍率は平均で2.7と高い水準にありますが、地域によってバラツキがあり深刻な人手不足に陥っている地域と人手が足りている地域の格差は倍近くあります。
関東では東京が1.63と全国平均と比べると低い水準にある一方で埼玉県は2.7と高い水準にあります。つまり、東京はそこまで人手不足ではないのに対し、埼玉県では人手不足な状態から来る売り手市場になっていると言えます。
売り手市場では求職者側にとって都合が良く、より有利な条件で就職出来るチャンスが大いにあります。中でも埼玉県には市立病院を始めとした総合病院が数多くあり、今がそうした総合病院に転職するチャンスです。それでは埼玉の病院事情について少しだけ詳しく解説していきます。
厚生労働省の調査によると埼玉県は人口10万人当たりの一般病床数が489床・医師数は148人と全国でも最低の水準で特に県北部は「医療過疎地域」と呼ばれるほど医師不足が深刻だそうです。
そんな埼玉県ですが、2020年にはさいたま市に大型の付属病院が出来る予定で、それに併せて病床数も増やしていくとのことです。
その大型の付属病院とはなんと「順天堂大学医学部付属病院」で、病床数は800床・医師や看護師を含む全スタッフは1400人とかなり大規模なものになる予定です。大学院と看護学部も併設し、卒業後に埼玉県内で勤務することを条件とした奨学金制度を作ることで医師・看護師の確保にも努めていくそうです。
そして、埼玉県といえば中核都市がたくさんあり、それぞれの都市に総合病院が多いことが特徴です。以下は埼玉県の人気の大病院です。
埼玉県中央地域の人気病院
《緑区》 さいたま市立病院
《浦和区》 埼玉メディカルセンター
《中央区》 さいたま赤十字病院
《大宮区》 自治医科大学附属さいたま医療センター / 大宮中央総合病院 / 大宮共立病院
《川口市》 川口市立医療センター / 埼玉県済生会川口総合病院
《東松山市》 埼玉成恵会病院
埼玉県東部地域の人気病院
《越谷市》 獨協医科大学越谷病院 / 越谷市立病院
《草加市》 草加市立病院 / メディカルトピア草加病院
《久喜市》 埼玉県済生会栗橋病院 / 久喜総合病院
《上尾市》 上尾中央総合病院 / 藤村病院
《伊奈町》 埼玉県立がんセンター
埼玉県西部地域の人気病院
《川越市》 埼玉医大総合医療センター / 西武川越病院 / 康正会病院
《所沢市》 防衛医科大学校病院 / 西埼玉中央病院 / 圏央所沢病院
《毛呂山町》 埼玉医科大学病院 / 毛呂病院
《日高市》 埼玉医大国際医療センター / 岡村記念クリニック / 旭ヶ丘病院
《狭山市》 埼玉石心会病院 / 狭山中央病院 / 入間川病院
埼玉県南部地域の人気病院
《戸田市》 戸田中央総合病院
《和光市》 国立病院機構埼玉病院 / 和光病院
埼玉県北部地域の人気病院
《深谷市》 深谷赤十字病院 / 佐々木病院 / あねとす病院
《熊谷市》 熊谷総合病院 / 熊谷生協病院 / 埼玉県立循環器・呼吸器病センター / 埼玉慈恵病院 / 熊谷外科病院
もし、埼玉県の病院への転職や就職をお考えであれば、これらの人気の総合病院の求人はもちろん、業界最大級の病院求人を持ち、埼玉県内の総合病院の非公開求人を多く持つ転職サイト「 マイナビ看護師 」にご登録頂くことをオススメします。
埼玉県は東京都心に近いこともあり、都心へのアクセスも非常に良い地域です。そんな埼玉県の看護師求人は人手不足による売り手市場な状態にあります。東京で総合病院に就職しようとすると狭き門となっていますが、埼玉県の総合病院は東京と条件がほとんど同じにも関わらずまだまだ空きがあります。売り手市場の今こそ総合病院に転職・就職するチャンスです！
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