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履歴書を書く際の注意点

看護師の転職の場合は、一般的には看護師が不足している現状もあり履歴書だけで落とされるということは少ないものの、履歴書の書き方がその人の人柄を判断する上での一つ材料となることは間違いありません。

もしあなたが採用担当だとしてもし履歴書に貼ってある写真がだらしない格好だったり髪がボサボサだったりしたらどうでしょうか?また、履歴書の書き方も雑で殴り書きしたようなものだったらどうでしょうか?そんな履歴書だったら思わずその人の人格を疑ってしまいますよね。

そこで今回は基本的な履歴書の書き方を紹介します。履歴書でマイナスな印象を与えることのないよう、ぜひ参考にしてみてください。

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履歴書のフォーマットは指定か市販のものを

最近ではパソコンで作った履歴書でもOKという医療機関も増えているようですが、まだまだ手書きの履歴書を提出させる所が大多数を占めています。ですので今回は手書きの履歴書を書く場合の注意点をまとめていきます。

まず、履歴書のフォーマットに関しては市販のものを使用しましょう。インターネットで無料配布されているテンプレートをダウンロードし印刷して使っても大丈夫ですが、コンビニなどで販売されているスタンダードなものを使用するのが楽です。また、病院によっては指定のフォーマットが用意されていますので、その場合はそちらを使用しましょう。

顔写真は写真屋かスピード写真で撮ったものを

履歴書で一番目が行く部分は何と言っても顔写真です。この写真一つで「活発そう」「暗そう」など、大きくその人の印象を左右することになりますので履歴書にはきちんとした写真を貼るようにしましょう。

ごくたまに自分の顔が写っている普通の写真を切り抜いて貼っていたり、友達を遊びに行くような格好で写真を撮っている人がいますが、これはNGです。どんなに本人が誠実で良い人間だったとしても、こういった写真一つで「社会人としての常識がない」「不誠実だ」といった印象を与えてしまう可能性があります。

履歴書用の写真を撮る際の基本の格好はスーツです。この際、髪型や化粧なども清潔感が出るように気を使いましょう。髪型は金髪・金髪に近い茶髪など派手な色はNGです。

写真を撮る前に黒、もしくは黒に近い茶髪に染め直すのが一番ですが、間に合わないという人は黒髪スプレーなどを使用し、派手な色のまま写真を撮らないように気をつけましょう。

また、前髪が顔にかかっていたりすると全体的に暗めな印象を与えてしまうので、写真を撮る際はピンで止めるかまとめるかして前髪を出すようにしましょう。化粧に関しても派手すぎず健康的な印象を与えられるようにナチュラルメイクを心がけましょう。

なるべく空白欄を作らないように

全体的に空白の多い履歴書も「この人やる気あるのかな」と採用担当者にマイナスな印象を与えることがあります。もし書くことがない欄があったとしても空白のままにせず「ありません」などと必ず埋めるようにしましょう。

また、資格の欄にしても何も書かない人がいますが、面倒くさがらずにきちんと看護師資格を所有をしていることを明記しましょう。一番肝心な看護師資格を所有している旨を書かないと不誠実な人間だと思われてしまいます。

最低限、基本的なことを書いていけば空欄が多くなることはないと思いますので、もし空欄が多い履歴書が出来てしまった場合は使用している履歴書のフォーマットを変更した方が良いかもしれません。そういった場合はいくつかのフォーマットを見比べて自分に合ったフォーマットがないか探してみましょう。

文字は極力ゆっくり丁寧に

履歴書は手書きの場合が多いと思いますが、気をつけたいのは文字の丁寧さです。どんなにいいことが書かれていたとしても、急いで書き殴ったような文字では読み手にマイナス印象を与えてしまいます。

綺麗な字で書くことを心がけ、見やすく、落ち着いて丁寧に書きましょう。字が下手だったとしても一生懸命に書いた字は相手に真剣で誠実な想いが伝わるものです。

また、履歴書を書く際は黒のボールペンや万年筆を使いましょう。もし黒いボールペンがなかったり切れていたからといって、赤や青色などの色ペンで書くのは絶対にNGです。

誤字脱字があった場合は一から書き直しを

履歴書を書き終えたら最後に必ず一度読み返し誤字脱字がないかチェックしましょう。もし一ヶ所でも間違えていたら、修正ペンなどを使用せずに新たな履歴書に書き直すことになります。

修正ペンで書き直したものを提出したい気持ちは分かりますが、一般常識的には修正ペンを使わず一から書き直すのがルールです。だからこそ、ミスがないように集中して書きましょう。

この際のコツは下書き用の履歴書を用意し、シャープペンシルで書いてみることです。シャープペンシルなので、間違ったり書き直したい部分があれば気の済むまで消しゴムで消して修正しましょう。

そうして作成した下書き用の履歴書を見ながら本番用の履歴書を書くことによって、書き損じが生じることが少なくなり、何度も書き直したりする無駄が省けミスによるストレスも最小限に抑えられます。

その他の気をつけるべきポイント

日付欄

日付欄は履歴書を作成した日にちではなく、面接時に提出する場合は面接日を、事前郵送する場合は投函日を記入しましょう。

学歴欄

学歴は高校以降の情報を記載しましょう。途中で退学・編入をしている場合も忘れずに。また、学校名は「私立○○高等学校」「公立○○高等学校」「市立○○高等学校」など正式名称で書きましょう。

職歴欄

職歴も学歴同様に法人名を省略せずに入職・退職の年次を正式名称で記載しましょう。また、「○○大学医学部付属病院 (△△科病棟) 入職」のように自分がどんな診療科、病棟勤務なのかも忘れずに。この際、勤務している病棟は一般的には括弧書きで書きます。

志望動機欄

志望動機欄には「なぜその医療機関に入りたいのか」という理由を具体的かつ簡潔に記載するよう心がけましょう。

もしその医療機関の教育体制などの制度を理由に挙げるとしたら具体的にどういう所に魅力を感じたのか、そしてその制度を通じて自分はどうなりたいのかというところまで書くと、履歴書を見る人にとってはその人の志望動機を具体的にイメージしやすいと思います。

また、その医療機関を志望した理由に特定の分野に対する興味があるのであれば、興味を持った理由と「その分野の病院に中でも何故その病院なのか」という理由も併せて記載しましょう。

資格欄を有効活用し、勤勉さのアピールを

免許・資格欄を活用することによって、あなたの勤勉さをアピールすることが出来ます。通常は普通自動車免許や看護師国家資格のみで終わる人が多いですが、それ以外にも仕事に繋がりそうな資格や免許・認定など、まだ取得していないものでも勉強中のものがあれば積極的に「○○資格(免許)の取得に向けて勉強中です」などと記載し、勤勉であることをアピールしましょう。

また、看護に関係ないと思った資格でも積極的に記載することをオススメします。どこかでその資格が看護に活かせるかもしれませんし、もし、珍しい意外な資格を持っていたとしたら思わぬところで採用担当者の目を引くかもしれません。それがきっかけとなり面接で話が盛り上がる可能性も大いにあります。

面接官は基本的に聞くべき事項の他に、その人の良さを引き出すために履歴書の内容を基に面接での質問事項を考えますので、自分の個性や面接先の医療機関で活かせそうなスキル・経験など、臆せずに履歴書に書いていきましょう。

転職希望者が多数応募する人気の医療機関では履歴書の書き方が一つの判断基準になります。マイナスの印象を与えない当たり障りのない履歴書では弱いといえます。採用担当者に「この人と会ってみたい」と思わせるためにも、他者との差別化を図りつつ、自分の熱意や誠実さが伝わるような履歴書の作成を心がけてみてください。



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