5月12日は「看護の日」！
看護師の皆さんは5月12日が「看護の日」であることを知っているでしょうか？
この「看護の日」は毎年5月12日の国際ナースデーにちなんで日本でも記念日として制定されたものです。また、5月12日はナイチンゲールの誕生日でもあり、ナイチンゲールの日とも呼ばれているそうです。
思い出に残る看護エピソードを文字にしてみませんか？
さて、看護師の総本山でもある日本看護協会ではこの看護の日を含む1週間を「看護週間」と定義しており、毎年この看護週間を記念して様々な事業を行っています。
その中でもここ数年は看護師や一般の方を対象に「忘れられない看護エピソード」を募集しており、今年はその第5回目が行われるそうです。
今回、なぜこの「忘れられない看護エピソード」を取り上げたかというと、この企画には看護師の皆さんにとって応募するメリットが多いからです。
忘れられない看護エピソードに応募するメリット
その① 受賞者のエピソードが漫画化！
今回は特別に受賞作品がドラマ化や映画化されたことでも有名な『贅沢なお産』や『天使』などを描かれた著名漫画家である桜沢エリカ先生によって漫画化されるそうです（日本看護協会機関紙『看護』1月号より）。また、審査には著名な作家である内館牧子先生も参加されることのことです。
その② 受賞者には賞金も！
日本看護協会の第5回「忘れられない看護エピソード」のページによると、受賞された方々には下記のような賞品が送られるそうです。
最優秀賞…賞金20万円（各部門1作品）
「看護の日」25周年特別賞（仮称）…受賞作品を漫画化（１作品のみ）
内館牧子賞…賞金10万円（各部門1作品）
優秀賞…賞金3万円（各部門3作品）
入選…ナースキティオリジナルぬいぐるみ（各部門5作品）
応募者全員…第5回受賞作品小冊子を無料でご提供
その③ エピソードは800字なので書きやすい！
また、この「忘れない看護エピソード」は字数が800字以内なので文章を書きやすいというのも特徴になっています。何故なら200字ずつ起承転結を書いていけば出来上がるからです。桃太郎の構成を例に考えてみると文章が作りやすいと思います。
起 → おじいさん・おばあさんと桃太郎の出会い（背景の解説）
承 → 猿・キジ・犬と協力して鬼退治に行くことに（話のきっかけ）
転 → 鬼ヶ島で鬼と戦う（経過・過程）
結 → 鬼を倒してハッピーエンドを迎える（どうなったか）
上記の構成をご自身の経験談に変えて文章を作っていくと楽に文章が作成出来ると思います。タイトルは「幸せな最期」「おじいちゃんの車椅子」などの「◯◯な△△」や「◯◯の△△」という感じにすると雰囲気も出て良いと思います。
看護師だからこそ書ける文章がある
人の生死に関わるという大切な仕事である看護の現場に立たれている皆さんだからこそのエピソードがきっとあると思います。
仕事が忙しくなかなか初心を思い返す機会がないという看護師さんも多いのではないでしょうか。そういった意味でもこの「忘れられない看護エピソード」は良い機会なのではないかと思います。
ご自身の看護エピソードが有名な漫画家の先生によって漫画化されるというのも滅多にない機会だと思いますので、この機会に是非応募されてみてはいかがでしょうか？
【外部リンク】第5回「忘れられない看護エピソード」（日本看護協会）
